肋間神経痛は、胸部に現れる痛みやしびれが代表的な症状で、肋間神経が何らかの原因によって圧迫・刺激されることで起こる神経のトラブルです。肋間神経は胸の中の肋骨に沿って走行しており、姿勢の悪化や筋肉の緊張などによって負担がかかると、痛みや異常感覚が生じやすくなります。

この肋間神経痛は、胸の一部に限局した痛みとして現れることが多いですが、神経のつながりによって、まれに腰痛や下肢にまで違和感が及ぶケースも報告されています。

原因としては、脊椎のゆがみや変形（胸椎や腰椎の異常）、姿勢の崩れによる肋間神経への圧迫、筋肉の過緊張（背中・腰まわりの張り）、打撲や外傷による神経への刺激、ストレスや疲労が蓄積したことによる神経過敏など、このような要因が重なることで、肋間神経だけでなく腰痛としても症状が現れる場合があります。特に、肋骨周辺の神経が関係することで、胸・背中・腰にかけて広範囲に痛みを感じる方もいます。

症状によっては個人差もありますが、「肋骨に沿ってピリピリとした肋間神経の痛み」「体をひねる・深呼吸・咳をすると痛みが強くなる」「背中から胸・脇腹・腰にかけての重だるい違和感や痛み」「着替えや寝返りなど日常動作での鋭い痛み」「稀に足まで響くような放散痛」

肋間神経痛は、自己判断で放置すると慢性化したり、痛みが広がることもあります。正確な診断と適切な施術を受けることで、神経の負担を軽減し、症状の改善が期待できます。

みうら接骨院では、姿勢や骨格の状態をチェックした上で、肋間神経への圧迫を和らげる施術や、腰まわりの筋肉バランスを整えることで、根本からの改善を目指すことが可能です。

胸の痛みだけでなく、腰痛を伴うような違和感がある方は、もしかすると肋間神経痛が関係しているかもしれません。気になる症状がある方は、ぜひお早めに当接骨院へご相談ください。